さまざまなシーンで活躍する湿度計センサー

湿度計は空気内の湿度を計測できる機器です。

主に接触式と非接触式の2種類があります。接触式湿度センサーは空気や物質と直接触れ合っているため、正確に簡単に計測することが可能です。逆に非接触式のものは赤外線を飛ばすことで計測を可能にしています。湿度が上がることにより比例して赤外線量も増えます。この赤外線量を測定することで湿度を測るのが特徴です。非接触式なら動いてるものや危険で近づけないような場所でもリアルタイムで測定できるメリットがあります。

冬場などにお部屋の空気が乾燥しすぎると、風邪やインフルエンザにかかってしまうリスクが増します。ある程度の湿度があった方が病原菌やウィルスは活動しにくくなるのが特徴です。水分をお部屋に保つよう心がけたり、加湿器を有効活用することで適当な湿度を保つように気をつける人はたくさんいます。我々が日常生活を送っている環境以外にも、湿度計センサーが活躍できる場所は多いです。

例えば機械の製造工場やラインで過度な湿気があるとあまり好ましくありません。そんな時にでも湿度計があれば、正確に湿度を計測することができるため最適な環境を作り上げることが可能です。各種産業の発展に大いに役立っています。動物を飼育する環境下でも湿度は重要です。きちんと育成するためには、温度の管理とともに湿度も適した場所を作ってあげる必要があります。湿度計センサーを活用できれば、簡単にかつリアルタイムに計測することができるため24時間最適な環境を提供することが可能です。