湿度計の中のセンサーの種類

快適な空間を感じる要因の一つに湿度は欠かせないものです。

湿度の高低によって起こる体調の不具合は、いうまでもなく、生活の中で使われている殆どのものは、湿度と大きく関わっていますいます。今ではワイヤレスでスマートフォンと連携して、離れていても自宅や車内の温度や湿度を知ることが可能になっています。その湿度計の中にある湿度を感知するセンサーは、どのようになっているのでしょうか。大まかに2種類あり、高分子抵抗式と高分子静電容量式です。

共に湿分を吸湿脱湿する素材を使用し、電極間を橋渡しする構造です。それを電気抵抗で捉えるか電気容量で捉えるかの違いがあります。抵抗式センサーは、構造が簡単で大量生産しやすく、比較的高湿度にも耐えられ、結露を起こしても拭き取りが可能な上、安価で湿度計を手に入れられます。静電容量式は応答速度が速く、高湿低湿の両方の条件でも測定可能です。その精度の高さから産業分野で使われています。

どちらにしても後処理の電気回路のポテンシャルによって性能は決まってきます。その他に、感湿部分は静電容量式ですが、それに電気回路も湿度センサーも組み込まれているものもあります。これらは自動車、携帯電話、パソコン周辺機器に既に搭載されています。では湿度計の寿命は、どれくらいかというと、置かれている環境にもよりますが、だいたい5年といわれています。身近に使っている場合は油性ペンなどで使用日時を記載すると、交換時期を確認しやすくなります。

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